ふろーとりっぷ

これが旅行の、"ふつうじゃない"楽しみ方

【冒険旅行】マニラで馬車(カレッサ)に乗せられて逃げたら追いかけられた話


※2019年6月12日に更新

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今年、3月1日。

フィリピン旅行のラストを飾っためちゃくちゃ印象的な【ぼったくり】についてのお話です。

 

  • 「フィリピンってぼったくられるイメージがあって怖いけど、どうなの?」
  • 「実際、どんなふうにぼったくろうとしてくるのか知っときたい」

 

この記事は、こんな悩みのあるあなたのために書きました。

 

僕が行ったフィリピン旅行の中で一番面白かったぼったくりパターンです。

 

馬車でのぼったくり自体は良くあることなんですが、始めて体験する手口でした。

 

正直、

「こんなことあるんだ!!」

って思いました。

僕は結構危険な目にあったので、似たような状況になったら注意してください!

 

 

ぼったくり馬車「カレッサ」

マニラ周辺では馬車に乗せてくれるサービスがあります。

 

「天気の良い日に、馬車での〜んびりと観光地を散歩だなんて、素敵じゃないか…」

 

でも、ここで油断はできないのがフィリピン。

ヤツらは日本人のような観光客をターゲットにしているため、平気でぼったくってきます。

 

馬に乗らないかと聞かれても、正直やめといたほうがいいです(笑)

 

 

"善人顔"を作るのが上手すぎる

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マニラでお土産を買いたくて、マーケットを探していたときのこと。

 

突然、白馬の王子さま…ならぬ、白馬のおじさまが現れました。

運命の出会いにうっとりする成人男性3人。

 

 

馬ってなんだかかっこよくて、ちょっとテンション上がりますよね。

 

歯のないおじさんが、超にこやかに話しかけてきました。

 

「ハロー!」握手。

 

「名前は?」

 

「ドコから来たの?」

 

「あ、ワタシも千葉、住んでる。今度ニホンもどる。」

 

  • 終始にこやか
  • 日本語うまい
  • フレンドリーな会話
  • 共通点を作って警戒心を解く

 

後から「ここまでやるか」とおもいました。

あなどれませんよ………(笑)

 

 

ウマさんとタダで写真をとろう!

「写真、写真。ウマ乗って」

写真をとってくれると言って、友達を馬に乗せました。

 

実は、この時すでに、

「わあ、なんかいい人そうだなあ。写真まで撮ってくれるなんて優しい。」

と、懐柔されていました(笑)甘かった…。

 

うっとりするような毛並みの白馬で、僕も乗りたくなってしまいました。

 

「ダイジョブ、ダイジョブ」

「ウマ、乗る」

 

その言葉につられて、乗り込んで写真を撮ろうとした瞬間………

 

 

「しまった。」気づいたときはもう遅い、走り出すウマさん

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何も言ってないのにすぐさま馬車が発車しました。

 

あぁ、やられた〜〜…という空気が漂います。

 

そのままマーケットまで連れてってもらおうかちょっと迷ったけど、もっと危なそうだからやめました。

とりあえず善は急げということで、100メートルくらいで降ろしてもらうことに。

 

「おじさんストップ!!」

「降りる!降りる!!」

 

 

「さあ金をよこせ」

道端に止まる馬車。

そそくさと降りる日本人。

さっさと立ち去ろうとしたとき、

 

「100ペソ!」(※200円くらい)

 

そぅら来た。

 

僕はケチなので、代金に見合ってないものには例え200円でも払いたくありません。

勝手に走り出されてお金は払いたくない。

フィリピンなら200円でも美味しいものとか食べれるし。

 

 

よし。とんずらしよう。

「逃げるぞ相棒!!」おじさんと距離をとります。

 

 

おじ「ウマ、カワイソウ!」

 

 

おめーに飼われてる方が可哀想だわ!!!

と叫びたくなりました。馬に罪はない。

 

おじ「バカ?」

友達「はん?(キレ気味)」

 

いいから行くぞ!と急かして走り出します。

 

馬付きでは追ってこれまい………。

 

 

【ぼったくり馬車から逃げるポイント】

でかいウマがいるので、基本ウマを放っといて追っかけては来れません。

逃げられそうだったら、日本の常識は一回脇に置いて、逃げちゃったほうがいいです。

 

 

エピローグ:白馬の追跡者

そう。

逃げちゃえば、追っかけてはこれないと、そう思っていました。

実はこの話には続きがあります。

 

ほとんどの場合は追いかけて来ません。さっさと違う町に移動してしまえば、まず大丈夫です。

 

ただ、相手はその辺の立地に詳しい。これには注意が必要です。

場合によっては、お金を払ってしまったほうが危険な目には合わないと思います。

僕らは逃亡したことで、さらに冒険することになりました。

 

 

 

 

逃亡して、建物の中に身を隠し、頃合いをみはからって外に出た時です。

 

角を曲がると、

 

………いた。

 

 

おじ「100ペソ!!」

(200円なのに、何という執念…!)

 

 

何と、おじさんは白馬に乗ったまま追いかけてきました。

おそらく近道を使ったんでしょう。

 

追跡が優雅すぎて後からかなり笑いましたが、その時はそれどころじゃありません。

 

 

「ヤツだ!!走れ!!!」

 

 

もう「馬あるし逃げれるっしょー」とか言ってられません。

全力で逃げて、逃げて、追手がいないことを確認してホテルに滑り込むという、スパイ映画さながらの事態に。

 

 

疲れ果て、

「やっぱマニラこわい」

となった一日でした。

 

 

まとめ

いかがでしたか?

参考にしていただけたら嬉しいです。

 

とりあえず追い詰められたりぼったくりに遭ったときは、

  • お金を払う
  • にげる

どちらの方が自分へのダメージが少なそうか考えて行動しましょう。

 

僕らのように考えず逃げると、白馬に乗って追いかけられるハメになるかもしれません。

 

 

ここまで読んでいただきありがとうございました!

もし気に入っていただけたら、SNSなどなんでも良いのでシェアしていただけると嬉しいです😊

 

あなたの反応を頂けるだけで、僕にとってはお役に立てる記事を書く強いモチベになります。

 

何より、今より気軽に海外旅行に行く人を増やしたいので、ぜひご協力お願いします。

 

それでは!

お金をかけずに旅行ができる!?旅に行くことでお金を稼いで飛行機代を半額にした話

※2019年6月10日に更新

 

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  • 「旅行したいけどお金がない…」
  • 「旅先で稼げる方法があればいいのに!」

 

今回の記事は、そんな悩みを持っているあなたのために書きました。

 

 

お金払ってでも当然行きたい海外旅行にもし、タダ同然で行けたら……。

旅好きとしては鴨にネギ、ガッキーにハシカンです。もう最高です。

 

異文化、雰囲気、非日常………

 

 

そこで僕は考えました。

 

「できるだけ安く行きたい。」

 

そして気づいたんです。

あ、メルカリで売ればいいじゃん、と。

 

 

さて、ということで今回は、僕が実践していた

途上国に格安で旅行に行く方法

をご紹介します。

 

「うわっ、ウサンクセェ〜〜!」

 

まあ、そう言わずちょっとだけ。寄ってらっしゃい見てらっしゃい。

 

始まり始まり〜

 

 

1.旅に行くことでお金を稼ぐ

 

先に結論を行ってしまうと、別に何のことはないちょっとした輸入ビジネスのひとつです。

 

【旅に行くついでに小遣い稼ぎができたら嬉しいよね!】

 

というのがコンセプト。

 

ビジネスなので「絶対うまくいく!」とは言えませんし、多少の責任はともないます。

でも、かなーり簡単に始められるので旅行初心者に特にオススメ。

 

 

 

2.キーワードは「価格差」

 

僕はこのビジネスを、この2つの国で実践してみました。

 

どちらも日本より物価が安い。

でも、ちゃんと探せば日本と同じくらい高品質のシューズやバッグが現地価格で売っています。

 

そう。

  1. 探して!
  2. 買ってきて!!
  3. 売る!!!

 

たったこれだけです。

初めてトライしたときですら、僕はこれでフィリピン行きの飛行機代半分くらいの売上は出しました。

 

しかし、完全に上手くいったわけではありません。

僕もまだ色々と調整しているところで、今後も国を増やしたり拡大できたらいいなと思って準備中です。

 

「じゃあ、具体的にはどうやって売ったのさ?」

というのを次にまとめてみました!

 

 

【やったもん勝ち!】ぷち輸入ビジネスを実践する方法

 

1.行くついでにさがす、買ってくる

まず大切なのは商品探し。

僕はこれがめちゃくちゃ楽しいです(笑)

なぜならまさにトレジャーハントだから。

思わぬ掘り出し物がそのへんにゴロゴロ転がってたりするのがフィリピンやベトナムなのです。

 

旅行先では、行った場所にイイものがないか探してみましょう。

 

【イイもの】の条件

  1. できるだけ小さいもの
  2. できるだけ日本で価値が高くなるもの
  3. その国では安く買えるもの

 

小さい方がいいのは、【送料】がかかっちゃうから。

大きなリュックを売ったとき、送料がかさんでマイナスになってしまったこともあります……。

大きいものを2000円以下で売るなら、ほぼ利益にならないと思って間違いありません。

 

なので、「小さくて高値」がベストです。

もちろん仕入れる値段は安いほうがいい。そしてクオリティは高いほうがいい!

 

ビジネスですから、売って利益を出すつもりでやります。

 

【僕が売ってみたもの】

  • ビジネスバッグ
  • リュック
  • adidasのシューズ(海外正規品)
  • adidasのサンダル(海外正規品)

など。

 

この中で一番利益率が高かったのが、

adidasのサンダル

です。

 

品質は日本のものとほぼ同じ、作りのアラいところはありませんでした。

500円以下で買って、1800円で売れました。

送料差し引いても利益率50%超え。

ブランドもののサンダルを買いまくってきて売りさばくのは現実的にアリだと思います。

 

 

※偽物を売ったら犯罪になるので、そこだけは気をつけましょう。

 

 

2.オンラインショップで売る

いろんなショップを検討しましたが、行き着いたのはメルカリでした。

 

ユーザーの圧倒的母体数と露出させるのがカンタンだったのが理由。

カテゴリも豊富で、再出品もすぐできるため露出させるのが楽ちんです。

 

  • 欲しくなるような説明を書く
  • キレーな写真をとる
  • 写真には文字を入れておくと効果的
  • 日に何度か「再出品」して、新着欄にアピールする

 

急がなくていいなら、これだけで結構売れました。

 

ポイント:【ブランドものを選ぶ】

海外のブランドは、日本では信用がありません。

どんなにいいものでも、敬遠される傾向があります。

でも、adidasなどの世界的ブランドは別です。

 

信用が既にあるので、日本では簡単に売ることができます。

 

売る側もお小遣い稼ぎができて、買う側も普通に買うより安くブランドが手に入る。

 

「偽物でも構わず売ってしまえ!」のような考えには反対です。

誰も悲しまないのが一番いいですから。

 

 

まとめ

ちょっと趣向を買えて、お得に旅行する方法をご紹介してみました。

 

もし気に入っていただけたら、SNSなどなんでも良いのでシェアしていただけると嬉しいです😊

 

あなたの反応が頂けるだけで、僕にとってはもっと役に立つ記事を書く強いモチベになります。

何より、今より気軽に旅行に行ける人を増やせたら最高です。

 

ここまで読んで頂きありがとうございました!

 

何であっても、とにかく始める勇気が大切だと思います。

【コラム】結局、最強の趣味は旅行だった件

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趣味・レジャー白書からの情報です。

 

2000人の20〜70代男女に「人生の満足度を上げたと思う趣味」アンケートをとりました。

 

すると……第1位は【旅行】だったんです。

 

国内、国外問わず、旅行は多くの人を幸せにしているんですね。

 

そして、大切なのはここから。

 

なんと、第2位は【グルメ】で第3位は【音楽】だったんです。

 

つまり〜〜?

 

2位と3位、旅行でできるじゃん

 

旅行に行く醍醐味に、美味しいご飯やその国でしか聞けない音楽があります。

 

旅行先で美味しいご飯を食べ、その国の音楽を楽しむことは、めちゃくちゃ人生の満足度を上げてくれるはず。

 

まだ旅行を趣味にしてないあなたはぜひ趣味に!

もう、趣味にしてるよ、ってことならぜひグルメと音楽を!

 

相乗効果が狙えて、めちゃくちゃ満足できるはず。

 

ってな感じのコラムでした。

【街を走るアイデンティティ】フィリピンのポップな乗合タクシー、ジプニーの全て

 

【ジプニー】はフィリピンを走る乗合タクシー

 

  • ジープ?
  • 乗合バスじゃなくて?

 

ジープでも、乗合バスでもないんです。

【乗合】なのに【タクシー】の特徴を持ってる。だから乗合タクシーって呼ばれるんです。

 

今回は、そんな謎に満ちた乗合タクシー、ジプニーを徹底解説!

フィリピンに行ったら、これに乗らないのはもったいない。コスパもいい、(乗り心地はともかく、)見た目もいいし非常に便利です。



〈目次〉

・ジプニーってなに?唯一無二のデザイン

・ジプニーの乗り方、降り方、払い方

 


ポップでキュートな唯一無二、【ジプニー】のデザイン

 

まず、ジプニーのデザインは基本的に唯一無二です。

オーナーの個性が車体にギャンギャンに表れています(笑)

 

ヘビメタなデザインなこともあれば、めちゃくちゃカラフルポップなことも。自己表現の場と考えられてるぽいですね。

 

⇩⇩僕が出会ったおしゃれなジプニーまとめ

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カルチャーショック!?乗合タクシー【ジプニー】の意外な乗り方

 

ジプニーは簡単にいうと市民の乗り合いタクシーで、街中のいたるところを走っています。

 

それぞれ、(テキトーなようで実は)決められた区間をちゃんと走っています。

 

もともとは第二次世界大戦後、駐留していたアメリカ軍から払い下げられたジープを改造して製作されたのが始まりだそうです。

 

【乗合】かつ【タクシー】な理由は、ジプニーの降り方の部分に書いております。

 

 

悪戦苦闘。ジプニーの行き先を知る方法

「決められた区間を走ってる」ということは、間違ったジプニーに乗り込めば一生行きたいところにはたどり着けません(笑)

 

まずは目的地の方に進むジプニーを見つけなくてはなりません。

 

  1. 車体に行き先は書いてある
  2. とりあえず運ちゃんに行き先聞く

 

初心者にオススメできるのは2つ目。

なぜなら車体に書いてある番号やら行き先経由地やらは何がなんだかわからんからです(笑)

 

まず、面白い問題点が2つ。

  • 車体のどこに書いてあるかは決まってない
  • 書いてある字が読めるとは限らない

 

マジです。@バギオ

 

「よっしゃあのジプニー乗るぞ、行き先どこかな?」

「あれ?フロントに行き先がねぇ、もしかして車体の横に」

ブオーン(走り去るジプニー)

 

 

「よっしゃあのジプニー乗るぞ、行き先どこかな」

「……ん?あの文字はA…なのか…?仮に、あの記号がRだとすr」

ブオーン(走り去るジプニー)

 

 

結論。とりま停める。

停めて行き先聞く。これが確実でした。

 

現地民の方々とかはジプニー何本も乗り継いで目的地に行ったりするみたいですが、慣れるまでは結構たいへん。

 

ジプニー番号やら経由地を紹介してるアプリを見つけたので、一応載せておきます。

 

Android用、マニラ限定ぽい)

https://play.google.com/store/apps/details?id=com.byimplication.sakay

 

iPhone用)

https://itunes.apple.com/us/app/cebu-jeepney-map/id840827691?mt=8

 

 

ジプニーをゲットだぜ!乗車する方法

ジプニーに乗り込む方法は2つ。

 

  • 道端で拾われる
  • とまってるところに乗り込む

 

【一つ目】

普通のタクシーみたいに、道の途中で拾ってもらう方法。

 

運ちゃんにアピールしましょう。オラ乗るよ!と。

そうすれば、満車でない限り基本どこでも停車してくれます

 

停めるときのハンドサインは、乗りたい人数分の指を立てて振る」こと。

そしたら運ちゃんが(車内に人数分のスペースがあったら)停めてくれます。

 

 

【二つ目】

ショッピングモール前などの決まった場所から乗る方法。

 

でかいショッピンモールなど、町中の主要スポットにはジプニーが停まってる場所があります。

 

「のりば」

とかの看板があるとは限りませんが(笑)乗ってオッケー。

ここでも、行き先が合ってるか確認することをオススメします。

 

※フィリピンでは、ジプニーに限らず満車になるまで発車しないのがデフォルトです。

フィリピン人と同じように、の〜んびり気長に待ちましょう。

 

 

降り方

「ジプニーはバスというよりタクシーなんや!」

と言ってきましたが、その理由がこれ。

 

【ジプニーは基本的に乗りたい場所で乗って、降りたい場所で降りることができる!】

 

決まった停留所は基本ありません。

 

決まったルートを通るから、降りたかったら教えてちょ、というスタイル。

 

例外として、大きなショッピングモールとか主要な経由地では勝手に停まることが多いです。

 

 

道中で降りる際は、運ちゃんに知らせます。直接伝えても構いませんが、こんな方法も(笑)

 

  • 固いものを手すりにカンカンする
  • 天井をドンドンする

 

「停車ボタン」はどこを探しても見つかりませんでした(笑)

とにかく「俺はここで降りるぜ!」ってことが伝われば降りれるので、自由度はかなり高いです。

 

 

支払い
  • いつ支払うの?
  • いくらくらいかかるの?

 

という興味があるかもしれませんが、その前にとにかくご紹介したい素晴らしい特徴があります。

 

 

ボラれない!!!

 

 

エア○スミスにボラボラされないのがジプニーの良いところ。区間で料金が決まっていて、観光客だろうと変わりません。

 

え、普通のタクシーだとどうなる…?

 

有名な話ですが、超ボラれます(笑)

下手に出てりゃ通常料金の10倍くらいをふっかけられることもあります。

 

 

【料金を支払うタイミング】

  • 乗車中
  • 降車時

 

渡す人は基本的にジプニーの運転手さん。

運転しながらお釣りとかすぐ払えるようになのか、ボンネットにポイって運賃の紙幣やコインが置かれてるのはちょっと面白かったです。

 

もしめちゃくちゃ混んでて直接渡せない場合は、バケツリレーのチャンス。

隣の人に渡して、隣人がその隣に渡して……と、運ちゃんまで続くバケツリレーをしてくれます。お釣りも逆ルートで帰ってくる(笑)

 

お釣りがなかったり、途中で盗られる可能性もあるので、できるだけ小さなお金で払いましょう。

 

 

【料金】

お待たせしました料金体系。

基本的には1区画(〜4km程度)で7〜10ペソでした。

 

ペソは単純計算で2倍したら日本円の値段と近くなります。

つまり、【20円くらい】でタクシーに乗れる。

超安い……しかも降りたいとこで降りれますから、乗りこなせるようになったらほとんどお金をかけずに移動できます。

 

 

フィリピン!ジプニーで気をつけること

まずはじめにひとつだけ。

フィリピンに実際行ってみて、日本人がよく思ってる、「フィリピンは危ない!」説は、単純にそうとは言えないと知りました。

 

危ないのは基本的に紛争地帯か、都市部に限ると思います。

マニラやアンヘレス(都市部)と、バギオやサンフェルナンド(フィリピン人のリゾート地、田舎)では【人の雰囲気が全く違います】。

富裕層が集まる一方で、貧困層が集まるのも都市部。また、出稼ぎに来ている方も多く、田舎に比べて目つきが半端なく厳しくなります。マジです。

田舎はものすごくのんびり、ホームレスとかもいないし、みんなめちゃくちゃ優しかったです。

 

フィリピン全土が危ないんや!という思い込みは僕も持っていました。でも、それは間違いでした。

フィリピンの危ないイメージは、そのままマニラに当てはまります。マニラは本当に危険度が高いと思いました。しかし、他は全く違う。

フィリピンの誤解を解くためにも、それだけ知っておいて頂けると嬉しいです。

 

【ジプニーで気をつけるべきこと!】

と、いうことで、この気をつける!は基本的にマニラとかでの話です。

もちろん他の場所でも気をつけるに越したことはないですが、警戒しすぎる必要もありません!

 

  • 寝たら盗られる
  • 寝てなくても盗られる
  • 脅される
  • お釣りを盗られる
  • 押し売りされる

 

これだけ見ると中々ヤベーですね。具体的に解説します。

 

まず、下手に寝たらモノを盗まれるかもしれません。これは普通に気をつけましょう。

 

寝てなくても、盗られるかもしれません。貴重品はカバンから出さないようにしましょう。

エリアによっては、ジプニーは飛び降りれるくらいゆっくり走ってたりします。盗られて降りられたら追っかけるのは大変です。盗られないように気をつけましょう。

 

これは夜中にジプニーに乗らなければまず無いと思われますが、脅迫されるなんてこともあるらしいです。運ちゃんもいるのに大胆だなあ、と思いますが、夜中は危険度が増すのでジプニーには乗らないようにしましょう

 

バケツリレー中にお釣りを盗られることもあるそうです。大きなお金をバケツリレーするのは避けたほうが無難ですね。

 

脅迫とは別に、急に乗り込んできてパフォーマンスをし、金銭を要求されることもあるとか。

パフォーマンスの押し売りですね。払いたければ払っても良いとは思いますが、さらに要求されるかもしれません。無視した方が安全だと思います。

 

まとめ

いかがでしたか?

これであなたもジプニーマスター。

マサラタウンに生まれ、唯一無二のジプニーをゲットしてジプニー図鑑を完成させる旅に出るのも良いかもしれません。

 

旅の途中で、沢山の出会いがあるでしょう。

スモーキーマウンテン跡地に行ってみた結果、、、

スモーキーマウンテンは、『ゴミ山』『スラム街』として、世界的にもかなり有名なスポットです。

 

貧困の象徴。

名前の由来は、積み上げられたゴミが自然発火して発生した煙だそうです。

 

 

『スモーキーマウンテン』はこうして消えた

 

スモーキーマウンテンの場所は、もともとは漁村でした。

1954年に焼却されないゴミの投棄場になり、それ以来ごみが大量に運び込まれ、ゴミを集めて生計を立てる貧民(スカベンジャー)が住み着き、急速にスラム化しました。

 

政府は、貧困の象徴となったスモーキーマウンテンが国のイメージを損うことを理由に閉鎖。

 

住民は公共住宅をあてがわれ、ムリヤリ退去させられました。

 

今回は、そんな政府の大きな隠ぺい作業が未だに続いているスモーキーマウンテン、その現在(2019年)の姿をご紹介します。

 

 

スモーキーマウンテン、現在の姿

 

本当は、NGOのスラム街ツアーに行きたかったのですが、予約が取れず自分たちだけでトライシクルに乗って行きました。

ツアーで行っていた場合はもっと深くまで見れたでしょうから、違う感想を持ったと思います。

 

 

ゴミ山は見えた?

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一見すっかり片付けられていて、言われなければゴミ山があったとは思えません。

 

ゴミ山は完全に封鎖されていました。

塀があり、フェンスで閉ざされ、ゴミを積んだ(おそらく政府関係の)トラックがひっきりなしに出入りしています。

まさに隠ぺい作業の真っ最中なのだな、という実感が。

 

 

ゴミ山は見えない、しかし感じる

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写真からは分かりませんが、あたりには強い臭気がたちこめていました。

どう言ったらいいのか…ゴミの臭いです。

鼻を刺すような、ツンとしたキツい臭いがしました。

 

まるで、生ゴミとガソリンを混ぜて蒸し暑い場所にしばらく放置したような、そんな臭いが漂っています。

 

実際に、ゴミに引火して煙が上がっているのも見ました視界は薄く白く濁る ゴミから出た煙と排気ガスが混ざっているようでした

 

行けば、なんというか実感としてわかります。ここがゴミ山だったんだ、と。

 

 

スラム街はある?

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目的としてはスラム街を見ることだったので、しばらくスラム街を探しました。

 

しかし、結論として、大通り付近でスラム街は見当たりませんでした。

このあたりは一掃されてしまったのでしょう。

 

スモーキーマウンテン以外のゴミ置き場などに、スラム街は今もいくつか残っているらしいです。

 

あたりは、スラム街とまでは行かないものの中々恐ろしい雰囲気でした。

立ち籠める異臭、街頭のない薄暗い貧民街が口を開けています。


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経験として全く違う世界を知るためにスラム街に来た身としては、正直入ってみたかった。

 

でも、身の安全を保証するものが何一つとしてないので断念しました。残念です…

次は、現地ガイドとかを捕まえてでも行きたい。

 

 

まとめ

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これが今のスモーキーマウンテンです。

綺麗な仮面を無理やり付けさせ、その醜い歴史を隠そうとしている。

 

ハリボテでは誤魔化せない異臭と、貧困の視線にさらされ、僕は怖くなりました。

 

こんな場所に生まれていたら?

 

一体何ができただろうか。

 

きっと、こんな不安に襲われる余裕すらなかったでしょう。

ただし、日本に生まれたから幸せになれるわけではないんですよね。

実際、純粋幸福度はフィリピンの方が圧倒的に上ですし(笑)

 

何が幸せか、は自分自身で考えるしかない。

今できる最善を尽くすしかないんだと思います。

【寺院】フィリピンのマチョ寺では大喜利し放題だった件

フィリピン屈指のビーチがあるサンフェルナンド には他にも見どころスポットがたくさんあります。 その一つがお寺 。

 

僕が行ったのは【マチョ寺】です。

 

カラフルな独特のデザインで、見応えのあるお寺です。

やっぱり日本の寺や神社が外国人に人気なように、外国のお寺や協会にはその国の宗教観とか歴史が現れて面白いです。

 

サンフェルナンドの絶景、マチョ寺のレビュー

 

「媽祖」(まそ)という中国の道教の女神を祀ったものだそうです。航海やら漁業の安全を守るための女神なので、海の見える高台に位置しています。絶景でした。

 

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立派な獅子の石像が門を守っています。

 

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ちび獅子もたくさん。カワイイ。

 

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デザインもすごく好きです。フィリピンにはカラフルなデザインが多くて歩いてるだけで楽しい。

 

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寺院にいたお姉さんが写真を撮ってくれました。

 

 

いやあ素晴らしい!

 

……しかしこの寺院。ただ見応えがあるだけではありませんでした。

 

そう、不道徳にも、遊べてしまうんです…。

 

 

【マチョ寺】を最大限楽しむ邪道な方法

 

寺院の庭にはたくさんの石像が様々なポーズを取って並んでいるのですが、これがなかなか面白くて(笑)

いや、ただ見たら面白くはないんですけど、遊ぼうと思えばいくらでも遊べるなーと思ったのでご紹介しておきます。はい。完全に娯楽ですね。

大喜利大会です。

 

例えばこれ。友達が大喜利してました。

 

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「オラに元気を分けてくれ〜!!」

 


他にもたくさん(笑)

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まとめ

 

多分フィリピンの方が超真面目に作った石像だと考えるとなおさら笑ってしまいました。

 

もちろん文化としても素晴らしいですし、罪深いことに大喜利もできてしまう…

 

旅は、楽しんだもん勝ちですから!!ね!

フィリピンで現地の子どもたちと遊ぶ方法とは?



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あなたも、いわゆる「途上国」に住む子どもたちの弾けるような笑顔の写真を一度は見たことがあるはず。

 

かわいいんです。あなたも遊んでみたくないですか?

ボランティアに申し込み?そんなの必要ありません。

 

僕はフィリピン旅行に行ったとき、幸運にも現地の子どもたちと遊ぶ機会がありました!

 

泥だらけになって大自然をかけ回る、どこまでも純粋に。

 

僕は彼らを見てると、小さい頃に住んでいた田舎の暮らしを思い出してしまいます。

 

 

ということで今回は

 

  • 旅行で現地っ子と遊ぶ方法!
  • フィリピンの子どもたちと遊んだ体験談
  • ちょっと面食らった3つの「事実」

 

をご紹介します!

 

 

旅行で現地っ子と遊ぶ方法!

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これはすっごく簡単。結論から言っちゃうと、 

 

田舎に行こう

 

そもそもフィリピンの子供達はめちゃくちゃ好奇心旺盛。

なので、もし旅行で現地の子供達と遊びたければ田舎に行きましょう。

行って子どもたちの遊び場を探せばいいんです(笑)

 

僕が行ったのはサンフェルナンドという場所の海岸です。

たまたま行ってみた海岸に、子供達の遊び場がありました。

すぐ近くに住んでいるようで、子供達は毎日のように海岸で暗くなるまで遊んでいました。


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正直に言うと、僕がやったことは その海岸をたまたま見つけて声をかけ……てすらいません。(笑)

 

 最初は数人の女の子に手招きされて 近寄って行きました。

そもそも外国人とか旅行者が来る場所ではないんでしょうね、もちろん外国人は僕らだけ。

 

僕も現地の子供達との交流は初めてだったので、どうなるかちょっと予想がつかなくて(若干ビビってましたが)なんてことはない。

ものすごく社交的でした。

 

最初は女の子達だけだったんですが、次第にすごいことになってきます。少しずつ少しずつ気がつけば周りに人が増えてっていつのまにか、えらい人数になってました(笑)

 

子供達は急に来た僕らをものすごく歓迎してくれました。うん。たぶん、単純にめちゃくちゃ遊び相手が欲しかったんでしょうね。

 

でも、人気者になった気分は悪くなかったです(笑)

 

だからもし旅行先でかわいい子供達と遊びたければ、子供達が遊んでいる場所を探すだけでいいです。

 

思っているより何倍も簡単に受け入れてくれるでしょう。

後は仲良くなるまで時間は全く必要ではありませんでした。

 

 

そうそう、大切なのは、こっちも好奇心をMAXにすること!これが一番大事かも。

 

僕らが子どもたちと遊べたのは、行ったことない道に興味があって迷わず入ってみたからです。

それに、好奇心MAXの子どもたちを相手にするなら、こっちも負けてられませんからね。

 

 

【体験談】フィリピンの子どもたちと遊んでみた

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最初に会った女の子たちにはダンスを教えてもらいました(笑)


ダンスはむしろコミュニケーションの手段みたいなもので、本当に大切にしているみたいでした。

 

みんな当たり前のように踊れるんです、女の子。

 

男の子は日本の5倍は元気(笑)

 

ざっというなら、

女の子はダンスとおしゃべり。

男の子は走り回ったり取っ組み合ったりとかして遊んでました。

 

どこの国でも根っこは変わらんもんですねえ

 

男の子を振り回したり、女の子とダンスしたり。

成年男子がヘトヘトになるまで遊びました。

(子供たちは余裕そうだった)

 

その日が終わる頃には、と言っても2時間くらいしか経ってないけど、子供たちは完全に心を許してくれたみたいでした。

弾ける笑顔、遠慮なく抱きついてきて本当にかわいかった。

 

 

砂浜には次の日にチョコのお土産持ってもう一度行きました。

チョコは案の定奪い合い、力が強い子が何個も取って、弱い子はもらえてない子もいました。

 

なんか切ない。

もちろん、良いとこばかりではないんです。

 

力関係の現れがすごい野生に近いなあ、って思いました。

 

強ければ生き…弱ければ死ぬ…

 

だからこそ、その純粋さと残酷さがあるからこそ、美しいのかもしれません…

 

 

【マジか】ちょっと面食らった3つの事実

 

旅行って面白いもので、やっぱり予想外はつきものです。

 

意外だった、驚いた出来事をご紹介します。

 

 

ひとつめの驚き:結構スマホ持ってる

 

僕らが遊んだのは日本で言う幼稚園児〜小学生くらいの年代。日本でも持ってない子どもたちはかなりいるはず。

 

なのに結構スマホ持ってる!!

 

めちゃくちゃ写メとられました。

 

不思議だなあ。海岸のあばら家チックなお家に住んで、小学生にスマホ持たせるのか…

 

興味深い。もしかしたらあばら家はカモフラージュで地下に神殿とかあるのかもしれませんね。

 

 

ふたつめの驚き:全員学校通ってる

 

後で知ったんですが、世界中のほとんどの子どもたちは初等教育受けてるらしいんです。

だとすれば当たり前っちゃ当たり前。わたしの無知が露見した瞬間です。

 

よく考えたら本当に貧しければ子供でも遊んでられないですから、言われてみれば納得です。

みんな地元の小学校やらに通っていて、夕方から海岸で遊んでるんだって。

 

 

みっつめの驚き:超強い

 

何事?と思われるかもしれませんが、超強いです。

超体力あります。

 

スポーツ漫画とかでよく砂浜でランニングしてヒイヒイ言ってたりするでしょ。まさにあれ。効果あったんですね!!

 

ものっすごいです。特に男の子。

毎日のように砂浜を走り回ることで手に入れたその強靭な肉体には太刀打ちできません。

 

走るのも超早かった。環境を味方につけてましたね、完全に。

 

僕は22歳でピチピチ男子ですし、毎日運動を習慣にしてますが、鬼ごっことか追いつけませんでした(笑)

 

自然強し……自分の弱さもよくわかりました(笑)

 

 

まとめ

 

せっかく旅行に行くなら、現地の子供たちと遊びたい(笑)

僕はそう思いました。


実際にやってみて、それは本当に簡単に実現すると知りました。


遊ぶだけでも心が浄化されるようで楽しいし、文化だって学べちゃいます。


セックスのハンドシグナルらしきものが流行ってて、やっぱり性的な情報といい意味で距離が近いんだなーとか。


ここは変わらないけど、ここはこんなに違う!とかね。


フィリピンに行くならぜひ行ってみてください。きっと心からの笑顔を見せてくれます。