【マクドナルドに散弾銃】銃社会フィリピンの現実
日本のコンビニは高級デパート
今年の2月末フィリピンに旅行に行った時のお話。
フィリピンはファストフードが人気で、夥しい数のジョリビー、いたるところにマクドナルド、コンビニなんかもたくさんあります。
ところでフィリピン、まさに発展の途中。
外国から来たお店は基本的に 高価なデパートのようなものです。
確かにそう言われてみると、フィリピンの人達は 屋台やバザールでいくらでも買い物できるわけです。そしてそっちの方がめちゃくちゃ安上がり。
ちゃんとした店舗のある、ちゃんとした商品を扱っていて信用のあるお店っていうのは高級店扱いになるのは納得できます。
でもね………僕ら日本人から見たら、
マクドナルドにショットガン持った警備員がいるんですよ。
ファミリーマートにショットガン持った警備員がいるんですよ。
………めちゃくちゃ怖い。
だって撃とうと思ったら撃てるじゃん!圧倒的暴力ですよ銃なんて。
とにかく第一印象は
「えっ…そんなガチでコンビニ守る?」でした。
でもそれが必要な社会ってことです。
モノの価値が相対的なのはやっぱり不思議…
フィリピンのコンビニに怖いお兄さんが立っている理由
どうやらフィリピンの警察っていうのはちょっと癒着が多くて、あまりちゃんと機能していないらしいんです。
さて、旅行者には耳寄りな情報ですね?
下手に捕まらないように気をつけましょう。こわいおじさんに何されるかわかりません。
ネットフリックスで『潜入!世界の危険な刑務所』が見れます。
フィリピンの刑務所も紹介されてて、ウルトラ行きたくないと思えるのでオススメです。
話を戻すと、警察のお仕事がアレなので民間の警備員を雇って、そのお店の安全を守ってるようです。
日本だったら警備員って、時々犯人逮捕に活躍してますが、人がいることによって抑止力を与えるぐらいの意味ですよね。
よっぽど価値のあるものを守る、SPとかは除きますが。
でもフィリピンは違うんです。
彼らは銃の扱いとかも心得ていて、軍隊出身の方とかも結構いるようです。
つまり、ある程度教養のある人たちがつく職業。
同じ職業でもやっぱり場所によってはすごい価値が変わってきて、資格を必要とされたりする。
これかすごく興味深かった!!
なかなかシュールです。
それだけ治安が良くないってことなんですが。
ショットガンと一緒に写真撮っとけばよかったなぁ……
実際に警備員のお兄さんとお話してみた
ちなみに長距離バスで移動中に、僕の友達はフィリピンの警備員と友達になってました。
僕もちょっとお話。
やっぱり、かなり流暢な英語を喋るんですよ(フィリピン人はみんな英語話せるけど、タガログ訛りがきつい)。
それに身なりもしっかりしていました。
躊躇なくタクシー呼んでたんで、お金も普通にありそう。
やっぱり実際そうみたいですね。面白いなぁ…
まとめ的な
外国の社会は、本やニュースの字面で追うよりはるかに興味深く、刺激的です。
食わず嫌いはもったいない。好奇心に制限は禁物です。
外国は本当に面白すぎて大好きです。でも行くだけじゃ楽しめない。
よく観察して、よく考えて、日本と違うとこ、同じとこ、面白いとこ、変なとこ。
なんでこうなるの?なんでこんなことしてるの?
必ず理由はあるんです。
「日本と違う!オカシイね!ハハッ途上国だから!日本サイコー」
みたいに思ってる人が多すぎる。本当もったいない…。
いや、わかります。誰だって自分の所属してる集団が一番良いと思いたい。僕も、昔はそうでした。
でも、純粋に事実を見ようとしないと、脳にブレーキがかかっちゃう。
見えるものも見えなくなっちゃう。
旅を楽しむために僕が心がけてるのは、すべてを受け入れること(笑)
常識をひっくり返す心の準備をすること。
こうし始めてから、ずっと旅を楽しめるようになりました。